東洋・現代医学をあわせた治療
東洋医学と現代医学の特徴をあわせることで、理想的な治療が可能になります。
東洋医学と現代医学を鍼灸治療に用いる場合に、それぞれ下の表のような特徴が挙げられます。
東洋医学 | 現代医学 | |
---|---|---|
診察 | 望診 聞診 問診 切診 | カウンセリング 徒手検査 神経学的検査など |
症状の捉え方 | 体内バランスの乱れによる一つの症状だと捉える。 | 神経系や筋組織、骨・関節組織、微小血管の血行不良などの障害と捉える。 |
施術方法 | 目的に応じた腧穴(ツボ)へ、施鍼や施灸をおこなう。 弁証論治 | 神経の走行部位、筋肉の過緊張などを目標に、施鍼やマッサージをおこなう。 |
目的 | 陰陽、気血津液バランスの調整 健康増進 治未病 | 神経機能の回復 筋緊張緩解 血行の改善 |
長所 | 複雑な症状や難しい疾患にも対応できる。 | 単純な症状には即効性がある。 |
短所 | 変化・効果を実感するのに時間がかかる。 | 複雑に絡み合った症状への対応が難しい。 |
本格的なお灸を行う
当院では免許の必要な治療効果の高い「きゅう」を行います。

「きゅう師」免許(国家資格)は、はり師やあん摩マッサージ指圧師と同じく、専門学校や大学に通学し国家試験を受けて合格することで取得できます。
近年は手軽さとリスクの小ささから、せんねん灸などの台座を貼り付けるお灸を行う施術が増えています。
これらは誰でも使用できる、免許の要らないお灸です。

心地よい施術
心地よく感じてもらえるような対話と施術を心がけています。

東洋医学の施術目的のように体内バランスを整えていくには、しっかりと時間をかける必要があります。
当院で施術を受けることが多忙な日常から離れられる「特別な時間」となり、当院での施術を続けたいと思っていただけるよう努めています。